職業病かしら。
テラスハウスという番組をご存知であろうか。
男女6人がとても豪華な家に共同生活をしてカップルができるまでのやりとりをドキュメントタッチで見せていく、いわば生活番あいのりのような番組である。
わたしは、この番組で誰と誰がカップルになりそうだとか、この人はもてそうだとか、事前に予想してリーディングの腕試しを勝手に行っている。誰に頼まれたわけではないのよ。
きっかけは、あるシーズンで全員から嫌われてしまった女子が皆に非難を浴びせられていたのを見て、解せないものを感じたことである。その女子ははっきりものを言いすぎるタイプでお顔もかわいい。そこでやめとけっというタイミングが掴めない人ではあった。しかし、私は嫌いではない。か細い声で、棘のひとつもなさそうに見える守られ女子が、ものすごい裏の顔を表に出す瞬間を何度も体験してきた私にとって、その不器用な言い過ぎ女子は心底嫌いになれないのである。
そこで、
「わかんないなあ、名前分るし、ちょっとリーディングしてみよう!」
になったのだ。結果は、やっぱり裏で何かを言う人ではないように感じ、好感をもった。
あー、すーっとした。
それからというもの、番組内で気になる事が起こるとテラスハウス住人リーディングを始めるようになってしまったのだ。完全な職業病であろう。
テラスハウスには、私の大好きな山里亮太さんがコメンテーターで出演していて、おもしろおかしく住人をディスっている。視聴者の代弁のようでもある。
ミハエルの夢ができた。いつか、テラスハウスの陰のコメンテーターになりたいです!